地域の人や、地域を超えたボランティアの人たちと、インクルーシブに学ぶ場を創り、一人ひとりの子どもが本来持っている力と可能性を存分に引き出すことができるための活動を行っています。

「わからない」を安心して言える場所

 学習支援

オンラインを使った学習支援教室「マナビバ」を、基山町の教育委員会や小学校の協力をいただき、公民館や学校の教室を借りて開催しています。

※マナビバは福岡の“NPO法人いるか”が運営する教育システム
http://npo-irukanet.com

学習支援
  • 費用は無料。

    「学びたい」気持ちがあれば誰でも参加できる

  • 週に1回 1時間。公民館・小学校に集合

  • オンラインで講師とマンツーマンで学習

参加した子どもたちの声

  • 面白かった
  • 楽しい
  • 宿題をするのが楽しくなった
  • 分からない所がわかるようになって嬉しかった
  • マナビバのあとのおかしがおいしかった
  • とても勉強の成績がよくなってよかったです。

子どもが「楽しい」という理由

子どもたちにとって

  • わからないことを言葉にすること
  • 勇気を出して「わからない」と言うこと

は難しいことです。

「わからない」をそのままにすると

「わからないことがなにかさえわからない」

という状況になっている子どもは少なくありません。

マナビバでは、講師がわからないことを言語化するようにナビゲートして、わかるように応援します。

  • 「わからない」を発信してもいいんだ!安心な場
  • 「わからないことがわかるようになることは嬉しい」楽しい時間
公民館での学習

公民館での学習

オンラインでつないで、このような様子で学習しています。

オンラインでつないで、このような様子で学習しています。

講師はオーストラリアやシンガポールなどの海外からも

講師はオーストラリアやシンガポールなどの海外からも

みんながピカピカの1年生!

未就学児発達支援

基山町のこども課が行っている4才児就学準備事業と接続したプログラム

・全員が笑顔で小学校に通ようことができる
・40分間、ストレスなく座ることができる

この2つを目標に、「こころ」と「からだ」と「あたま」の発達を促し、基山の子どもたちが、みんなでピカピカの1年生になることを目指しています。

小学校での学習に必要な力を就学前に子どもたちの中から引き出すことを目的に、臨床心理士、子どもの発達に関わる活動をされている幼稚園の専門家と協働で年長園児を対象に、1年を3つのステップで発達の支援を行っています。

基山町に暮らす年長園児約150名の希望者全員が参加しています。

第1期

  • 耐性(体力・情緒的安定)
  • 身体機能、運動能力

さくら・さくらんぼリズムという、音楽に合わせて体を動かす活動を通して、子どもの「運動神経」と「感覚神経」そして「脳中枢神経」を発達させることが出来るプログラムです。

リズムを長年にわたって実施している幼稚園教諭と臨床心理士の方々と行っています。

第2期

  • 好奇心
  • 集中力

臨床心理士の方によるプログラムです。例えば集中を「見ること」「聞くこと」「心を落ち着かせること」の3つに分けて、目の体操や、深呼吸の仕方など体験を通して「集中することの気持ち良さ」を頭と体で学びます。

第3期

  • 理解力(言語理解・発語)

座ることが苦手な子に、ミラーリングといった福祉の手法を用いて40分間、無理せずすわることができる練習をマンツーマンで行います。

「ワニ」をモチーフにしたリズム。

「ワニ」をモチーフにしたリズム。

「カエル」がモチーフ。リズムは200種類以上

「カエル」がモチーフ。リズムは200種類以上

集中について頭と体で理解する

集中について頭と体で理解する

40分無理せず座る練習

40分無理せず座る練習

町内の保育士・幼稚園教諭との連携

基山町内には、基山保育園、見真幼稚園、ころころ保育園、たんぽぽこども園、ちびはる保育園、バディこども園の6つの園があります。

保育士や幼稚園の教諭に集まっていただき、プログラムの説明や、それぞれの園での取り組みなどの情報交換を行う場を作っています。

プログラムを日常に、接続することが大切だと考えています。

6園の情報交換会

6園の情報交換会

放課後デイサービス

学ぶことの楽しさを学ぶ

放課後等デイサービス

※現在オープンに向けて準備中

学習支援を行う予定にしています。

学齢期の子どもには、身辺自立や社会性に加え、学習も大切です。

一人ひとりそれぞれの発達や特性に合わせたマンツーマンの個別の学習機会を通じて、将来の自立に向け必要なスキルの習得の支援を行います。

学校に行かなくても社会とつながる

第三の居場所

昔、農家だった家が事務所。

自然の中で、家でもなく、学校でもない第三の場所を、子どもと大人、集う人みんなで作っていきたいと考えています。

第三の居場所
宅食

こども宅食

食品を必要とされるご家庭にスクールソーシャルワーカーの方と毎月お届けします。

困りごとがあれば、必要なサービスにつなぎます。